暑さを避けながら、陽が落ちる時間を見計らい散歩に出掛けます。
コースは自宅を中心に閑静な住宅街の中を連れ合いと二人で、路地へ路地へと
歩いています。
お互い60代半ばになりますが、他愛のない会話に話が弾みます☺
最近、ふと気付かされることがあります。
家庭の軒下から夏の風物詩、風鈴🎐の音色が聞こえないことです。
心に響いていた音色が、喧騒と同一視されているのか、知らず知らずのうちに
消えているような気がします。
季節は九月になりました。
まだまだ残暑は厳しいですが、お彼岸までの我慢かなとも思います。
そろそろ、あちらこちらで秋虫の声が聞こえてくるようになります。
夜長の涼しい風とともに、「リーンリーン♪」という鈴虫や、
「チンチロリン♪」というマツムシの声が響きます。
コロナ禍の影響により、複雑な境地に追い込まれていますが、
自然がもたらす秋の音色に親しみを感じ、心に染み入る感性を楽しむ。
そんな余裕ある時間を過ごしてはいかがでしょうか。
(S)