「落花生」の産地と言えば千葉県が有名ですが、
ここ、群馬県でも美味しい落花生を栽培することができるんです。
そこで今日は、これから秋に向けて旬を迎える落花生について
少しお話をしたいと思います。
ラッカセイは他のマメと違い、地中にマメができるのが特徴です。
花が落ちて実が生まれることから落花生と呼ばれるように、ラッカセイの花は
受粉後、枯れた花の付け根から子房柄(しぼうへい)が下向きに伸び、土の中に
もぐっていきます。
そして、深さ3~5㎝に達すると、子房柄の先がふくらみ始め、そこにさや(鞘)
ができ、そのさやの中でマメが育ちます。
土中で育つさやを大きく大量にならせるには、花の咲き始めに株元へこんもりと
土を盛る「土寄せ」がポイント!
収穫したラッカセイは、採りたてを塩ゆでしてホクホク食感を楽しみ、さらに
さやごと乾燥させて保存し、皆さんお馴染みのピーナッツとしても楽しめます。
今度ラッカセイを手に取るときがあったら、
是非こんな栽培方法を目に浮かべながら味わってみてください!
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